責任を明確に

パートやアルバイトなどの非正規社員でも長く働いていると、正社員並みの責任ある仕事をすることがあります。そんなときは賃金の違いなどが気になって、「なぜ責任だけが同じなの?」と疑問に思ってもおかしくありません。
もしも疑問に思うようなことがあれば、労働条件をもう一度見直してみることも大切です。
一方、会社としては顧客や取引先に対して社会的責任がありますので、個々の仕事内容を明確化しておく義務もあります。このように、会社としての立場と非正規社員としての立場には違いがあります。ただし、非正規であっても仕事をしていく上ではそれなりの責任感が求めらるのが普通です。
このように、賃金や雇用形態が違っていても仕事内容にはそれほど差がなくて責任が重いと感じたら、一人で悩まずに近くの都道府県労働局へ相談してみましょう。解決の糸口がみつかるかもしれません。また、「いい仕事に就けたけど、責任が重くて続けられない」というようなことにならないように、入社時には労働条件を明確しておくことも大切です。仕事の責任を明確することで、責任ある仕事を任せる代わりに賃金をアップすることになる可能性も考えられます。