総量規制とは

貸金業者が個人にお金を貸し付ける場合、年収の3分の1を超えて貸すことができません。これは貸金業法において規制され、総量規制と呼ばれています。但し、この総量規制は銀行には適用されません。あくまでも貸金業者に対するものでます。ですので、消費者金融やクレジットカードのキャッシングを利用してお金を借りた場合、その借りている額の全額が年収の3分の1以内ということになります。

もしも年収が150万円でしたら50万円まで借りることが可能となります。但し、貸金業者は個々人の返済能力に合わせて利用限度額を決めますので、年収の3分の1まで借りられるかどうかは審査を経ないとわかりません。ちなみに、借金はできるだけ少ないほうがいいので、必要最低限の額を利用することを心がけましょう。

キャッシングを利用するときはできるだけ小額を短期間だけ借りることが大切です。また、小額をちょくちょく借りることで残高が徐々に増えていって、いつのまにか残高増えていくということのないように注意しましょう。

(※)年収の3分の1(総量規制)は貸金業者に対するものですので、銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫はその対象外となります。

 

総量規制

 

総量規制について(貸金業法について)
https://www.0570-051-051.jp/contents/faq/regulation.html

 

貸金業法Q&A(金融庁)

https://www.fsa.go.jp/policy/kashikin/qa.html